様々な能力が求められるブリッジSE

IT業界では、ブリッジSEに注目が集まっています。
ブリッジSEとは、グローバルな環境下で外国企業との橋渡し的役割を果たすSEのことです。
今は国際化が進んでいるため、IT業界でも外国人と一緒に仕事をする機会が増えています。チームとして働く以上、生産性向上や品質確保を担保しなければなりません。
そのため、言語や文化の壁を排して橋渡し的役割を担う人材が必要になってきています。

一般的なSEとブリッジSEの違いはどこにあるのか、疑問に思う人も少なくないでしょう。
ブリッジSEには異分野とITの融合を遂行することが求められるため、コンピューターのことだけでなく異分野についても知識を持つ必要があります。さらにはお互いの国のビジネス習慣や文化に対する理解や、交渉を行えるレベルの言語能力が求められます。
このように、ブリッジSEは一般的なSEより幅広い知識や能力を有している必要があります。

ブリッジSEになるために必要な資格は特にありません。これは一般的なSEと同じであり、資格よりも実務経験が重宝されます。
もちろん資格が全く役に立たないというわけではなく、IT系の資格や言語系の資格を取得しておくとスキルの客観的な証明となります。そのため海外で働くことを視野に入れるなら、国際的な資格を取得しておくと良いでしょう。
ブリッジSEの求人は、なかなか見つけにくいと言われています。その場合はIT業界に特化した求人サイトをチェックし、その中でも語学力などを求められる案件を確認していくと良いでしょう。